大会長あいさつ

高齢者が活躍する社会の創成

日本の平均寿命は第二次世界大戦後、一貫して延伸し、2024年には男性81.09歳で世界第6位、女性87.13歳で世界1位であり、世界最高レベルです。平均寿命のこの延伸には単に乳幼児の死亡率の低下に限らず、中年期と特に高齢期の死亡率の低下が大きく寄与していることが明らかになっています。このことは、高齢者が元気になったことを意味しています。暦年齢で評価するのではなく、自立度、活動力、意思・意欲、経験、ネットワーク等、高齢者の「こうありたい」「こうやりたい」という自己実現を支援することは、結果的に、本大会メインテーマ「高齢者が活躍する社会の創成」につながるものと考えます。

高齢者が活躍する社会の実現に向け、様々な取り組みが行われています。それらの経験から学び、また、課題を明らかにすることは極めて重要です。本大会ではメインテーマに関連するシンポジウム等を企画しました。ただ、学会大会等でもっとも重要な企画は会員による一般報告、そして、質疑応答であると考えます。多くの皆さまにご発表、ご参加頂き、活発な議論が行われることを祈念しております。

大会長

安村 誠司

福島県立医科大学放射線医学
県⺠健康管理センター

お知らせ

2025.7.3 公式サイトを公開しました.



大会チラシ
ダウンロードはこちら(pdf)